任意売却をしたいなら最初の第一歩は電話相談
住宅ローンの支払いが滞りがちになり今後における収入の目処が立たないままだと、家を手放さなければならない状況に陥ることは誰もが頭では分かっているでしょう。
しかしギリギリまでその現実を先送りしたい心境も事実です。
そんな折、やはりどうにもならないとなると売却を検討するようになります。
では何から始めたらいいのでしょう?
先ずは売却をしようと思っていることの相談です。
相談先は任意売却を専門に取り扱っている業者になりますが、日頃世話になることはありませんのでどこに連絡をしていいかなど分かるわけもありません。しかしこれだけの情報社会、インターネット検索などでも見つけることが出来ますので、先ずはホームページに目を通し、具体的な解決例を参考にしながら電話を入れるところから始まります。
とは言うものの、初対面の相手に個人情報を全て話すのを躊躇する方も多いでしょう。
その場合は差し支えの無い範囲で構いません。ですがあまりにも内容を伝えなさ過ぎては質問に答えることが難しくなりますので、物件及び名義人の情報、あなたのお名前・ご住所・連絡先電話番号、債権者、住宅ローンの残高、滞納状況などを伝えるところから始まります。
その次のステップとして、売却価格や引越までのスケジュールなど詳細の打ち合わせのため面談を行います。
面談はご自宅にご訪問するか、地域の相談センターの個室などで行いますので、他の方に知れ渡ってしまうことはありません。
面談時に用意するものはローン残高が分かるもの、物件が確認できる権利書や売買契約書などの書類、マンションの方は管理規約、印鑑が揃っていればスムーズです。
その際、今後どうしていきたいのかという要望も伝えましょう。
例えば物件に住み続けたい、引っ越ししたい、実家に戻りたいなどです。
面談等でその業者に託そうと思えば専任媒介契約を結びます。
この契約をするかしないは依頼主の自由ですが、同時に他の不動産業者等への依頼は出来ませんので、その業者なら信頼できそうかという点も非常に重要となってきます。