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2018年08月21日給料で住宅ローンが払えなくなったら貯金と相談し 一度借金をリセットしてから、数年後にリースバックで買戻しができるの?

給料の減収により住宅ローンが払えなくなってしまい、少しづつ貯めていた貯金から住宅ローンを払おうと思っているが、今の貯金では半年くらいしかもたない。頭金を入れずに5年前にフルローンで買った家なので、売りに出しても住宅ローンが返せない・・・。

今の家はこだわって作った家で、周辺の住環境も便利ですごく気に入っている物件です。なので、何とか残したい・・・子供も学校に通わしているので、転校はさせたくない。今の家に住み続けられて、将来余裕ができた時に再び自分で購入できるように買戻しが出来ないだろうか?甘い考えかもしれないが、こういった事は出来ないだろうか?

任意売却の仕事をこなしていると、こういった相談をされる方もいらっしゃいます。
今までに、このような事案を解決したことがありますが、かなり難しいです。

『家を投資家に売却→賃貸借契約で住み続ける→数年後に買戻しで再び家を所有する』
家を一旦投資家に買取って頂き、投資家との間で賃貸借契約を結び、家賃を支払って住み続け数年後に買戻しをする、こういった流れになりますが、投資家が購入する金額で債権者が応諾するかが重要なポイントです。

投資家は実際に住宅を購入して住むわけでなく、あくまでも投資として購入しますので、家賃収入及び売却した時の売却益を考えて物件を購入します。ですので、いかに安く購入できるかしか見ていません。投資家が希望する金額で債権者が応じるかが、今回の取引の重要な鍵です。

買戻し(リースバック)に向けた任意売却の進め方
①最初から安い金額で販売しようとしても債権者(金融機関)が応じませんので、一般の市場価格での売出しになります。
②販売から3ヶ月経過しても買手が付かず、当初の売出価格では反響が無い場合は、債権者と協議し売出価格の調整を行い、段階的に値段を下げていきます。債権者である金融機関に販売に至る経緯と販売価格の妥当性となる根拠を提示し、納得してもらうよう丁寧に交渉します。
③投資家が希望する金額まで価格が下がった場合は、具体的に家賃の設定金額、賃貸借の期間等、賃貸借契約の内容について投資家と協議します。
④投資家と売買契約及び賃貸借契約の締結
売主様と投資家との間で売買契約と賃貸借契約を締結します。互いに納得した売買価格、家賃で契約を行います。
⑤任意売却の決済
債権者同席の下で、任意売却の決済を行います。任意売却の決済以降は投資家に家賃を払い住み続けることができます。
⑥借金をリセット
弁護士に債務整理を依頼し、借金を終わらせます。任意整理か個人再生、自己破産のいずれかの方法で借金を終わらせます。
➆7~10年後に買戻し
住宅ローンが終わり、借金がなくなってから7~10年後で買戻しが可能になります。住宅ローン等の借金は7年間経過すれば、信用情報機関(俗にいうブラックリスト)から除外されると言われておりますので、新たに住宅ローンを組む事が可能になる場合があります。(但し、住宅ローンの申込される金融機関の審査が必要ですので絶対に住宅ローンが通るとは限りません)

ご自身が気に入った物件に住み続けられて、お子様も転校せずに今の学校に通わせることが出来ますので、住環境を変えずに債務整理して借金を無くし、最終的にご自身にまた物件の所有権が戻ってくる。近所の方や周りの方に家を売却したことが知られない場合もあり、もちろん弁護士さんに債務整理をお願いしたことは周知されませんので、近所付き合いも今までと何ら変わることはないでしょう。

お客様のご希望であったマイホームが再びご自身で所有することができるようになり、また新しい生活がスタートします。

借金をリセットし、数年後に買戻しができる場合もありますので、任意売却が始まる前にお客様のご希望をお聞かせ下さい。

早い段階で任意売却の決断を!
なかなか住み慣れた家を売却するというのは心苦しいこともあると思いますが、住宅ローン等の借金が膨らむ前に、まずはご相談下さい。

競売になってからですと任意売却ができる時間も狭まり、任意売却ができるチャンスが失ってしまう場合もございます。
明誠商事では、実際の任意売却手続きだけでなく売却後の引っ越し先の提案や引っ越し費用などの交渉を最後までトータルにサポートさせて頂いております。任意売却後に残ってしまった住宅ローンも、債務整理が必要であれば優秀な弁護士を紹介します。
これらは明誠商事が長年に渡って任意売却を成功させ、弁護士との信頼関係を築いたからこそ成せる事であり、一般の不動産会社ではそこまで任意売却の経験や弁護士との連携がないので難しいのが実情です。このように、実際の手続きや交渉、依頼者へのアフターケアなど専門性を活かした様々な対応が可能です。

できるだけ早い段階で任意売却の決断をされた方が、任意売却後の生活に関し、時間もお金もゆとりができますので、まずはご相談ください。

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